ラ・クロズリー・デ・リィ・ルージュ 2015とレンコンと牛肉のこっくり煮とピザ
疲れても、一晩ねむると、ちゃんと回復しているというのはすごいと思う。眠るってすごい。充電みたいな機能がついて生まれてきているんだから、助かる。ちょっと寝違えて午前中首が痛かったけれど。
数日和食と日本酒が続いたのでワインのリクエストがあり、1日目のメインはレンコンと牛肉をこっくり煮付けたものに赤いのを合わせる。昨日のブランの赤い版。リュット・レゾネで栽培されたメルロー40%、カベルネ・フラン20%、シラー20%、グルナッシュ20%。
冷涼地区なので、またメルロー主体なのでキツい感はないけど、疲れていたのでもう少し柔らかいのがよかったなという印象。
翌日、夕方発作的にピザが食べたくなって、粉と水を混ぜはじめて晩御飯はピザ。マルゲリータ一枚と、プレーンなピザ生地に生ハムをのっけたもので、飲み終えた。
連続で飲んだので特に印象もかわらず。次行こう。
リピ度:まあまあだけど、平凡で印象は薄め コスパ度:コスパは良いほう、たぶん
週末焼いたパン。春よ恋65%のこり全粒粉。春よ恋のわりにリュスティックな仕上がりになった。扱い方をちょっと覚えてきたかも。
ラ・クロズリー・デ・リ ブラン 2016とたらこパスタ
ちょっと忙しくしていて、疲れた。それほどすごいことをしているわけじゃないのだけれど、家で仕事をすると、だいたいこういう疲れ方をするんですよね。目も背中もギンギン(笑)。なんでだろう。つめこみすぎるのかもしれない。ほどほどに休憩をとった方が良いんだろう。自分のキャパが小さいのかもしれないけれど。
たらこパスタはとても簡単な料理だけど、バターをいったん軽く焦がし、いったん冷えたところにばらしたたらこを入れて、パスタの茹で汁で乳化させると、生臭さがまったくなくて香ばしく美味しいソースになる。これは本で読んでやってみて以来気に入ってずっとそうしているのだけど、どの本だっただろう。思い出したら書きます。細ねぎがあったら加えてもいいし、レモンを絞っても爽やか。
ワインも酸が爽やかなものに限る。ラングドックのシャルドネ。シャルドネなので、ミュスカデほど尖ってはいなくて、爽やかで果実もつまった感じで悪くない。ミュスカデの酸が三角形の槍状ならば、この酸は四角いキューブな感じ。リュット・レゾネで栽培されたシャルドネ35%、ソーヴィニヨン・ブラン35%、ヴェルメンティーノ30%。
リピ度:まあまあ悪くない。 コスパ度:たしか1000円くらいのはず。まあ悪くない。
今日もお疲れ様。ちゃんと休んで、明日も元気な1日を!
ドメーヌ・サハリ 2013 とポトフ
昨夜も帰宅が遅かったので、夕食は早めの時間にポトフを準備して出かけた。家に帰って出来上がっているポトフとパンを温めて、ワインを開けて。のんびりと時間をかけて作った料理は、のんびりとした空気を持っていて、忙しかった一日のテンポを戻してくれるような気がする。家で育てているフレッシュローズマリーを食べる直前に入れると、良い香りが広がる。
ワインは、昨日の赤はちょっと気分ではなかったので、ロゼを開けた。かなり薄い、いわゆる玉ねぎの皮のようなコーラルピンク。
ところで、ロゼがなぜロゼ色かというと、赤ワインの赤い色がどこからくるか考えてみれば簡単なことです。赤ワインは果皮や種ごと潰して、白ワインは果皮を取り除いて絞ったジュースからワインを作る。その中間のロゼはいろんな作り方があるけれど、赤と同じ作り方をして途中で果皮や種を分離したり、白の作りかたをしたり、赤白を混ぜたりする。
実を言うとまだとても美味しいロゼに出会ったことはない。平板な印象のロゼワインが多くて、よくいえばのんびりとしたのどかな味や香り、フランスでも南仏でよく作られるし、夏の風物詩というから、あまり真面目に構えてグラスをぐるぐるスワリングさせて飲むようなものじゃなくて、リラックスして飲むのに向いていると思う。
というわけで、まあ平凡なロゼだったけれど、冷たい雨の夜、暖かい家でポトフを囲むには悪くなかったかな。
モロッコ・アトラス山麓の北部、標高600mにある銘醸ワイナリー。日照量に富み、昼夜の寒暖の差が激しい気候に恵まれ、エレガントなフランス・スタイルのワインを生み出します。ロゼは、サンソー55%とグルナッシュ・グリ45%のブレンド。フレッシュな果実と白い花の香り。ほんのりスパイスも感じるフレッシュで、チャーミングなロゼワインです。(商品説明より)
リピ度:まあまあ コスパ度:実売1000円ワインなので、まあまあ。
では今日もお疲れ様。明日はお休み!
ファミーユ キオ QEFルージュ 2014 と上海風焼きそば
帰りが遅くなったので、晩御飯は簡単に焼きそばと中華スープに。もやしやキャベツなど野菜たっぷりの、いつものオイスターソース味の上海風焼きそばです。焼きそばと野菜の量が逆転してる。
一杯目はビール、2杯目はいつもなら紹興酒なのだけれど、なにやら赤ワインをくりくり開けている人がいる。
ファミーユ キオのQEFルージュ2014 Q.E.Fは、Quod erat faciendumの略。Merriam Websterを見ると、
Definition of quod erat faciendum
: which (is what) was to be done (originally) —abbreviation q.e.f. —used at the end of a geometrical construction
(もともと)なされるべきであったところのもの?幾何学的構成法?の最後に用いる?なんのこっちゃ(←数弱)。わかる方、だれか助けて〜。
それはさておき、シャトーヌフ・デュ・パプの名門ワイナリー、ファミーユキオがローヌで手がけたワイン。価格は1000円ほど、安いなあ。シラー100%らしく、ジャミーなベリーがみっちり。中華ならロゼじゃないの?と思ったけど、オイスターソースに合わなくもなかった。
◼️ファミーユ キオ QEFルージュ 2014 [フランス/赤ワイン/辛口/ミディアムボディ/1本]
リピ度:安いし悪くないけど、好みではない。濃いのが好きな人は好きかも。
コスパ度:安いと思います。
では、今日もお疲れ様。あと一日頑張りましょう。
リューボー ミュスカデ 2015 と エビとホタテのグラタン
ミュスカデには甘くなる。なぜかというと私が魚びいきだからです。
魚には白とよく言われるけれど、案外魚と白は合わない。魚がひどく生臭く感じることもしばしばなのです。
下手な白よりも赤の方がましな時さえある。煮魚なら軽い赤を検討した方が幸せになれる。まあ、日本酒の方がいいかもしれないけど。それでもワインが飲みたい時もあるんです。うなぎや穴子をとろりと煮付けたのが乗った押し寿司は、絶対に赤。
魚の種類にもよるけれど、レモンを絞って食べたいような魚の料理ならば、やはりワインもレモンやライムの柑橘系の香りのするものが爽やかに合う。ミュスカデはその点ハズレなし。シュール・リーしたものなんか大好き。
今日は海老とホタテのファルファッレグラタンにロワールのミュスカデ。自然農法テラ・ヴィティスのワイン。鋭く、キリッとした酸が心地よい。グラタンは生クリームを使わずにミルクと豆乳で軽く仕上げた。冬野菜のサラダもプラス。
珍しく写真をとってみました。晩御飯って照明が暗いので綺麗に撮っている方はすごいなぁと思う。モバイルです。
下はミュスカデじゃなくてソーヴィニヨン ブランです。
■リューボー ソーヴィニヨン ブラン 2015 [フランス/白ワイン/辛口/ミディアムボディ/1本]
リピ度:私これ好き。自然派だし魚用にリピしたい。
コスパ度: セットに入っていたワイン、以前飲んだかもしれないけど例によって覚えてない。定価は1300円前後。ミュスカデなので安いということもあるけど自然派だし、魚に合うし、個人的には良い。生魚のカルパッチョとか、生牡蠣なんかに合わせてごくぱくやったら幸せになれるやつ、これ。
では、今日もお疲れ様。ぐっすり休みましょう。
テール・ド・ミストラル ブラン 2015 と牡蠣のリゾット
今朝は、全粒粉を三分の一入れて春よ恋で天然酵母パン。レーズンとアーモンド入り。アーモンドをパンに入れるアイデアはなかったけど、パンブロガーさんがされていたのを見て真似っこ。意外に良かった。以前、ビリヤニにカシューナッツの代わりにアーモンドを入れて作ったら美味しかったのを思い出しつつ。
夕食は牡蠣のリゾットとサラダ。フィスラーを修理に出している間、安い圧力鍋を買ってみたのだが、予想以上に良い感じ。時間はだいぶかかるけれど。もう少し使ってみよう。
合わせたというよりは2日目。ローヌの白、テール・ド・ミストラル ブラン。リュット・レゾネの減農薬ワインで、グルナッシュブラン70%、クレレット10%、ブールブーラン10%、ヴィオニエ10%。1日目はなにに合わせたか覚えていない…。
牡蠣なので、もう少し立体感というかコクか酸味のあるワインを合わせた方がよかったのだと思う。味の方向性はすこし平たい印象なので、豚肉などの方が合うかもしれない。豆や芋類をこっくりと煮たスープとか、ソーセージのポトフなんかなら良かったかも。あとアスパラの香りがすこし傾向が似ていて合いそう。 ■コート・デュ・ローヌ・テル・ド・ミストラル・ブラン750ml [フランス/白ワイン/辛口/ミディアムボディ/1本]
リピ度: マリアージュが悪いとワインの印象も悪くなってしまうので、ちょっと判断が難しい。微妙かな。
コスパ度:自然派な分すこし高めの印象。
■パール金属 圧力鍋 3.5L IH対応 3層底 切り替え式 レシピ付 クイックエコ H-5040
パール金属の圧力鍋はフィスラーの10分の1の値段。玄米を炊くのに30分はかなり辛いが、白米か胚芽米なら5分で許容範囲。胚芽米のリゾットはなかなか上等にできた。音も静かでこの値段はすごい。
ところで、突然ですが指揮者の大野和士マエストロとノッポさん同一人物説を唱えてみたいんですが、どうでしょう。
今日もお疲れ様。また新しい週に良いことがたくさん待っていますように!
醸し人九平次の大吟醸 と若竹ご飯
ひな祭りの3日、東博で色々見た。最近は夜間開館も知られてきて、ぎりぎりまで人が多い。 でも、美術館博物館にこれほどの人が押しかけるというのはすごい国だなあと思う。
和食屋さんでいただいた醸し人九平次がとても美味しかったのでメモ。東洋美人とはまた違う酸味が立体的に立ち上がった吟醸酒。凝縮感とみずみずしさのバランスが良くて美味しい。
一杯目の白富士地ビール・赤富士地ビールは栃木の地ビールらしい。ヴァイツェンタイプの白は、見た目より香りも味も弱め。赤もさっぱりした感じだが、悪くはなかった。また飲むかも。
まだ小さいけれど筍や春の山菜が出てきて頬が緩んでしまう。若竹煮と、筍と鯛の土鍋炊き込みご飯。春の気配が嬉しい。梅は都内のあちこちで満開。うちの沈丁花も咲き始めて良い香り。
■醸し人九平次 純米大吟醸 山田錦50% EAU DU DESI(希望の水) 720ml
お店だとどれを飲んだのかよくわからないけど、こちらが代表的らしい。
リピ度:また飲みたい。すこし高いので、すこし嬉しい時かな。
コスパ度:美味しいけど少し高い。
女の子も男の子も健やかに。明日も良い一日を!